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3Dモデリングからレンダリングまで

前回の3D作成の基礎知識に引き続き、3Dについておさらいと同時にモデリングをはじめとするプロセスについて解説したいと思います。3D素材を配布中のサイトをお探しの場合は3D素材を利用して効率アップ!様々な形式の3Dデータを活用しようを御覧下さい。

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前回で簡単に説明しましたが、3Dを作成する用途やメリットは主に下記の点が挙げられます。

  • 3次元の空間を、ユーザーが自由に操作して動かす
  • 静止画だけでは分かりにくい新製品を3Dで作成し、どの角度からも見ることができるように製品の紹介動画を作成する
  • 架空のキャラクターやリアリティあふれる画像やアニメーションを作成する

では、この3DCGはどんなプロセスを経て完成するのでしょうか。
3Dを作成する過程を大まかに分類すると下記のような過程になります。

  • モデリング
  • マテリアルやテクスチャの設定
  • ライトやカメラの設定
  • レンダリング

モデリングって?

聞き慣れない言葉が出てきましたが、難しく考えることはありません。私達が粘土で人形を作る場合を例に考えてみましょう。
3D作成のモデリングは、粘土を使って人形の形を作る段階です。
全体像から顔、手先の細部まで作りこむ。
この作業を3DCG作成時はモデリングと表現します。

マテリアルやテクスチャの設定

モデリングが終了して形が完成したら、次は質感やテクスチャの設定を行います。
この作業は質感(金属やプラスチック)を出す段階です。先程の人形の例ですと、粘土に色を付ける作業に近いですね。

ライトやカメラの設定

次に、ライトの設定を行います。
色や光の強さ、場所や角度など自由に光源を配置することができます。先程の質感と今回のライトやカメラの設定で、絶妙な表現が生まれます。
「これって実写じゃないの?」って思うくらいリアルな表現も可能です。

レンダリング

最後に、撮影にあたる出力(レンダリング)という作業を行い、作品が出来上がります。
設定に応じてアニメーションであれば動画を、静止画であれば一枚の画像が出力することが可能です。

簡単に解説しても、3D作成にはこれだけの作業を必要としますので、これ以外のテクスチャやアニメーションシーンの構成など細かい作業を考えると、総合的なデザインスキルを要求されます。

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